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避妊去勢手術について

 不幸な子犬、子猫を減らすには避妊・去勢手術を行うことが最も有効な手段です。ペットは野生動物ではありません。きちんと人間により管理される必要があります。それがその子や子孫にとっても最善の方法です。子犬や子猫を生ませる予定がないのであれば早期に不妊手術を行うことが病気の予防にもなります。手術しないで不幸な子犬や子猫が生まれるほうがよっぽど可哀想です。

■避妊手術(卵巣子宮摘出術) ….. Ovariohysterectomy

(一般的知識)
 望まない妊娠を防ぐ一番の方法は不妊手術を受けることです。避妊手術(当院では卵巣子宮摘出術を行っています)は卵巣と子宮を取ってしまう手術です。これによって永久的に不妊となり、基本的(避妊手術は100%発情を防止することを保証する手術ではありません。最新の論文では代替卵巣が出現して卵巣子宮摘出術を行っても、再び発情がくる動物もまれにいることがわかってきました。)に発情もなくなります。

(この手術について)
 卵巣子宮摘出術というのは外科的に雌の卵巣と子宮を取ってしまうことを意味する医学的用語です。もし、子宮を取っても卵巣を取らなければ、妊娠はしないけれども、やっかいな発情が残ります。手術は通常5〜9ヵ月齢から行います。この手術は日常的に行われていますが、全身麻酔と完全な無菌的な手技を要する腹部の手術なのです。  妊娠を防止し、発情周期をなくす事が手術の主要目的ですが、この手術は激しい子宮の感染や卵巣や子宮の癌、ある種の皮膚病の治療のためにも行われます。

(この手術の利点)
●望まない子犬、子猫の出産の防止。発情周期がなくなる。
●老齢の犬、猫によくみられる子宮感染がほとんど起こらなくなる。
●乳癌の発生率の低下(最初の発情がくるまでに不妊手術を受けると乳癌が滅多に見られない)。
●猫の場合特に行動範囲が狭まるので、病気の感染率や事故、けがの予防になる。

 より詳しく知りたい方は、下記PDF書類を参照して下さい。但し、手術法などこれはあくまでも壱岐動物病院での方針ですので、他地域の方は主治医の先生にご相談ください。
 ■PDF
 ┗避妊手術説明書

■去勢手術(精巣摘出術) ….. Castration;Gonadectomy

(一般的知識)
 望まない妊娠を防ぐ一番の方法は不妊手術を受けることです。去勢手術とは雄の生殖能力を無くしてしまう手術です。これによって永久的に生殖能力はなくなります。基本的に性行動兆候もなくなります。

(この手術について)
 去勢手術とは外科的に精巣(こう丸)を切除することです。犬・猫は通常6〜8ヵ月で性成熟しますが、その直前に去勢手術をすると性本能はおさえられ、雌に妊娠させる事ができなくなります。もちろんその後の去勢でも雌を妊娠させることはできませんが、性行動や攻撃性を抑えることが困難になることがあります。
 老犬の場合、去勢手術は、こう丸の前立腺の病気、また肛門腺腫の治療に行うことがあります。

(この手術の利点)
 去勢は通常、放浪したりケンカしたりする行動も抑える効果があります(必ずしも、すべての犬猫で完全に抑えることができるとは限りません)。また、攻撃性のレベルも低下させます。しかし、この手術は飼い主さんによる服従トレーニングに代わるものではありません。
 雄猫においては、いやな尿のにおいも少なくなりますし、スプレーという行動(いたる所にオシッコをかけてしまう癖)も減少します。また、猫エイズや白血病は他の猫と接触することにより感染するのですが、去勢をすると行動範囲が狭まりますので、これらの病気に感染する確率を減少させることができます。

 より詳しく知りたい方は、下記PDF書類を参照して下さい。但し、手術法などこれはあくまでも壱岐動物病院での方針ですので、他地域の方は主治医の先生にご相談ください。
 ■PDF
 ┗去勢手術説明書

■病院からのお願い! ….. Request from clinic

(手術前後に考慮すべき事柄)
・腸内奇生虫を駆除しておくこと。全てのワクチンを手術前に済ませておく事。
・犬は心臓内奇生虫(フィラリア)を駆除しておくこと。
・ノミが寄生している場合は、フロントラインやアドバンテージなど動物病院取り扱いの確実なノミ駆除剤で駆除しておくこと。(市販品では確実な効果が期待できないので不可)
・手術の為に来院する12時間前から食餌を与えてはいけません。
・手術後1〜2日運動を制限して下さい。
・避妊手術及犬の去勢では特殊な縫合糸を使用していますので抜糸は必要ありません。
・指定された投薬は必ず行い、異常があれば病院に連絡して下さい。
・猫の去勢は縫合の必要がないため抜糸の必要はありません。

(以下のときには連絡して下さい)
・糸を取ってしまったり、切開部をいじったりしている時。
・家に帰った最初の日から、食餌をしなかったり、弱ってきたら。
・傷口がひどく赤くなったり、腫れたり、膿や血液が出てきた時。
・その他一般的な健康状態が変化したら。

(その他の注意)
*妊娠動物、体重15kg以上の犬に関しましては、別途割増料金を申し受けます。
*手術前にはご納得の上、手術同意書にサインをお願い致します。
*避妊手術につきましては完全予約制です。月曜〜金曜までの間にご予約下さい。
*当日は上記の事前連絡事項を厳守して、午前09:30までに動物を病院まで連れてきて下さい。
*その他料金等、質問がございましたら診察時間内に、何なりとお聞き下さい。

■助成金支給について ….. The subsidy from your town

(助成金支給条件)
 壱岐市では、犬の不妊手術に対して助成金支給を行っています。まず、第1条件は壱岐市の住人住民票があること)であることが必須条件です。
その他としては、

・今年度の狂犬病予防注射が接種済であること。(お忘れの方は当院で接種して申請して下さい)
・きちんと犬の登録が行われていること。
・税金や健康保険料などの滞納がないこと。
・きちんと飼育していること。
・その他、飼育者が行政上不都合のない人物であることが条件です。

(手続き方法)
1. まづ、上の条件を満たしていれば、市役所にて申請用紙を記入してください。
2. 市役所で飼育者が条件を満たしているか、審査を行います。
3. 条件を満たしていれば、病院提出用の用紙が郵送されます。
4. 壱岐動物病院に電話(0920-47-6767)して、予約をして下さい。
5. 病院提出用の用紙を手術当日持参して下さい。

(支払方法)
*上記手続きをされた飼い主さんは、病院での支払が以下のように免除されます。
 ●犬避妊 15,000円が町から補助。
 ●犬去勢  7,000円が町から補助。
*飼い主さんは、残金のみを壱岐動物病院でお支払い下さい。
*その後の処理手続きは病院で行います。
 詳しくは、壱岐市役所あるいは出張所にお尋ね下さい!

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