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悪徳な業者、無責任な飼い主..

壱岐動物病院 院長 福山 達也 ブログ » ペット豆知識 » 悪徳な業者、無責任な飼い主..

 当院併設のペットショップでは誰にでも犬や猫を販売しません。飼育の基礎知識をみにつける試験に家族で合格していただくか、講習を終了した方にしか販売しないというポリシーをもっています(過去のカルテからきちんと飼育できている方はこの限りではありませんが、当院やペットショップの利用が初めての方は例外なく受けて頂きます)。また犬の市場(いちば)では入手せず信頼のおけるブリーダーさんと直接交渉しています。

 なぜ、そんな面倒くさいことをするかは以下のビデオを見てもらえばわかると思います。悪徳な業者と無責任な飼い主を排除したいからです。
 まず、業者に関して言えば、日本のペット販売業者は欧米に比べてレベルが引くすぎです。もちろんきちんとしたところもありますが、欧米では禁止されている生後60日以内の子犬や子猫を販売しているのはざらです。生後60日以内に母親から子犬や子猫を離すと様々な弊害がでます。あなたがこれから犬や猫を購入する時に60日以内の子犬や子猫を販売しているようなお店は避けるべきです。そんな基本を知らないペットショップではまともな子犬や子猫は販売されていません。
 我々はよく買ってきた子犬や子猫を診察することがりますが、病気だったり、性格や身体的に欠点があったり、最悪の場合は雑種を充血種と偽って買わされたりしてきます。断っておきますが、私は別に雑種が悪いと言っているわけではありません。雑種だろうと純血種だろうと我々のケアーは全然変わりません。
 そして飼い主の側のも問題です。ブームに乗ってブームの犬種をほしがる。その犬種や猫種の特徴なども勉強しないで、ふら〜と入ってショップで買ってくる。そんなことで幸せなペットライフが送れるでしょうか?
 飼えなくなったからとすぐ保健所に....。以前大バカものがいて、飼えなくなったから安楽死してくれと来た奴がいます。「はっ? そんなことできるか!」と言うと、「俺の犬だから俺がどうしようと勝手だ」とぬかしやがります.....。よくこんな馬鹿が世の中生きとるな....。と思ったのを今でも忘れません。腹立ったので「じゃあ、安楽死100万円です」というと帰っていきました。もちろんそんなことはないんですが......。病気の末期でどうしようもないこともあります。そんな時は飼い主さんと話し合い安楽死を選択することもありますが、理不尽な安楽死は絶対に行いません。
 以前勤めていた病院でも年老いたおばあちゃんが、ポメラニアンの子犬を飼えなくなったからと言って安楽死をしてくれということで持ち込まれたケースがありました。誰が受けたのかは忘れましたが、私は納得いかずに結局引き取ることに....。その子は今でもうちにいます。もう老犬ですが、まだまだ元気です。
 ペットを飼うのに免許はいりません(個人的には免許制度にsてほしいところですが)。でもあなたはペットを選べるかもしれないけど、ペットは飼い主を選べないことをきちんと理解すべきです。同じ兄弟姉妹でもいい家に飼われてかわいがられている子がいれば、ワクチンやフィラリさえもしてもらえない。美容室にも出してもらえずぼろぞうきんのようになり、皮膚病があるのに治療してもらえないような子さえいます。
 不景気で経済状態が悪くなると捨てられる犬猫が増加します。そんな時には自分の食べる分を削ってでもペットを食べさせるのが飼い主です。まあ、そのような考えの人は不景気でも経済状態があまり悪くならないんですよね。不景気だからペットを捨てようなんて人は、そもそも人としての考え方がずれてるから自らの身に不幸がふりかかるのです。すべては因果応報です。飼っている方、これから飼う方も以下きちんとご覧下さい。

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