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実は上海まで皆既日蝕を見に行ってきました..

壱岐動物病院 院長 福山 達也 ブログ » つれづれ » 実は上海まで皆既日蝕を見に行ってきました..

実は昨日まで数日お休みを頂いて、家族全員で上海まで行ってきました。もちろん「皆既日食」を見るためです。もともと私は小さいな頃から天文ファンだったので、いつかは皆既日蝕が見たいと思っていたのと、その感動を家族で共有したいということで上海まで出かけました。昨年から様々なプランを検討していたんですが、子供たちを連れて行くということで、アクセス、安全性、福岡発着便があることなどを考慮して最終的にはTOPツアーさんの上海皆既日食ツアーに申し込みました。(一次募集は抽選だったんですが見事に当てました)
 また、このツアーではセミナーやワークショップもあり、皆既日食を学んだり、日時計や望遠鏡を作ったりもしましたので、子供たちにはいい勉強になったと思います。

 さて、皆既日食ですが、結論から言うと、曇りで「ダイヤモンドリング」や「コロナ」を見ることはできませんでした。雲の間から時折部分日蝕が見れるくらいで、それも90%くらいまで欠けた段階まで.....、その後は太陽さえも見えませんでした。しかし、皆既日食の醍醐味の一部は体験することができたかなと思います。
 そもそも、壱岐でも約9割欠けるのになんで上海くんだりまで出かけるんだという方がいらっしゃるかも知れませんが、部分日食と皆既日食は全然違います。太陽の光というのはものすごくて少しでも見えていると強烈です。確かに70%以上欠けてくると目のいい人は、少し暗いかなという印象を受けるそうですが、99%以上欠けてもうすぐらいだけで、闇夜になるということはありません。それが皆既になると昼間が夜になります。これは皆既日食しか味わえないのです。今回曇りで太陽自体が見えなかったので、前述のように残念ながら「ダイヤモンドリング」や「コロナ」といった一般的によく写真や映像で見るものは見れませんでしたが、『皆既帯にいるな』という感じ、『月の陰の中にいるな』という感じは味わえました。それは今迄体験したことのない想像以上の現象です。なかなか言葉ではいい現せませんが、皆既の瞬間自分の周りの地平線360度から太陽に向かって闇が来るという感じです。個人的には今見えているカラーの世界が自分の周囲からば〜っとわずか10秒ほどで白黒になっていき、最終的には真っ暗になるといった感じでしょうか? 昼間からあっという間に夜になるという感じです。これは以前読んだ日食関係の本にも書いてありましたが、経験した人しか分からないというか、言葉で表現できない現象です。さっきまで昼間で明るかったのに、皆既がはじめるとあっと言う間にあたりは真っ暗闇です。遠くにあったホテルのネオンサインが突然点灯したのは笑いましたが、きっと明るさを感知して点灯するセンサーがついていたんでしょう。
 皆既が終わると徐々に当たりが明るくなります。どっちかというとこちらはゆっくりです。多分目の錯覚だと思いますが、こっちらは徐々に明るくなるという印象を受けました。
 また、皆既が終わる寸前から雨が落ち始め、皆既後約10分ほどでどしゃぶりになりました。幸い我々は皆既終了と同時にバスへ移動していたのでよかったんですが、これもひとつは太陽光が隠されるため、気温などの変化により起こることがあるというのを前に読んだことがあります。曇りでも鳥が帰っていったり、風が吹いたり、虫が鳴き出したりという現象は体験できました。
 そんなこんなで「見れなかった」けど「感じることはできた」皆既日食でした。
 小学2年生の息子は「皆既日食見れなかったけど、夜になるの見れただけでもすごいね」と言ってましたが、まさにその通りです。そして我が家ではいつの日かリベンジを誓うことになりました。とりあえず今の目標は2017年 08月 21日に北アメリカを横断する皆既日食あたりが夏休みだし、アクセスしやすいかという話になっています。今度こそ「ダイアモンドリング」や「コロナ」を見れるといいな....。皆さんもいかがですか?
 あっ、ちなみに年長の娘はパンダが見れたことのほうがよかったみたいです.......。
 しかし、今回お父さんは「あなたが行きたいんだからあなたがお金だしなさい!」「私はあんまり興味ないんだよね....」と妻に言われ、へそくりから家族全員分の旅費を捻出したので、すっからかんです(爆)。やつぱ8年後も家族全員分私が出すんだよね......(笑)。終わった後「少し興味が出た」という妻の言葉にちょっと期待してるのは私だけか......。とにかく、今日から8年後を目指して旅費を貯めなきゃ......。でも家族で感動を共有するというのはいいですよ。子供たちの心に今回の体験がいつまでも残ってくれるとうれしいな!

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