院長ブログタイトル

猫は最低でも年に1回は血液検査..

 猫という動物はもともとエジプトあたりの砂漠地帯を原産とする生き物で、犬とはまったく違った動物と考えて頂いたほうがいいでしょう。

 猫で特に多い病気は泌尿器系、オシッコに関する病気です。なぜなら猫は前述のように砂漠で生きていたために泌尿器の構造が我々人間や犬とは違うようです。だからこそ泌尿器系に負担がかかりやすく尿石症や腎不全などになりやすい傾向があります。特に高齢になればなるほど腎不全は増える傾向にあります。腎不全が慢性になった場合(慢性腎不全)、早く気づいてあげれば治す事はできまんが、症状の進行を遅らせてあげたり、生活の質を改善してあげたり、延命することができます。そのためには、やはり定期的な検査による早期発見が重要になります。若い頃は年に1回程度、5歳以降なら健康でも半年に1回程度の割合で動物病院で採血してもらい血液検査を行う事で腎不全を早期に発見できます。費用も通常の血液検査なら5,000円もあればおつりがくるでしょうから、一度主治医の先生に相談されて定期的に健康診断をうけることをお勧めします。

投稿者 Tatsuya Fukuyama DVM,AFP : 2006年03月01日 18:06