フィラリア予防はいつまですればいいのか?
フィラリアが犬にとって最も恐ろしい病気であることは愛犬家なら誰でもご存知だと思います。今では月1回飲ませる予防薬によって確実に予防できるようになったので安心ですね(半年に1回の注射もあります)。さて、毎年この時期になるともう涼しくなったし、大丈夫だろうということで勝手にフィラリア予防薬の投与を中止するオーナーさんを見かけますが、それは大変危険です。
フィラリアの予防薬は月に1回投与ですが、他の薬と違い、今日飲ませると今日から1ヶ月効くのではなく、蚊に刺されて約1ヶ月前から今日までに寄生したフィラリの子虫を殺しているのです。ですから、投与は蚊の発生時期ではなく、蚊が確実にいなくなって1ヶ月後まで投与する必要があります。また、一般的な一つの目安に平均気温が15度以下になってから1ヶ月後まで投与するという方法もあります。これは蚊が活動する気温の目安が15度以上だとされているためです(厳密にはもっと詳しいHDUという計算方法があります:参考HDUによる長崎県の投与期間は2000年=5/19〜11/16、2001年=5/10〜11/10、2002年=5/4〜11/3)。ただ、最近は温暖化の影響で投与期間は年々延びる傾向にありますし、都市部では下水道などの発達により、1年中蚊が発生しているとされる地域もあります。厳密な投与期間は場所により異なりますので、主治医の先生に相談して確実な期間を教えてもらってください。
投稿者 Tatsuya Fukuyama DVM,AFP : 2005年09月20日 11:44
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