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尿検査は検査用スティツクがあればできますので、これができないという動物病院はまずないと思います。できれば判定用の機械があれば検査する人によるばらつきがないので正確です。尿検査をしているところが見れれば、機械で行っているか、人が眼でみて行っているか分かります。機械でやってくれているところのほうが正確です。
糞便検査も顕微鏡があれば基本的にはできます。顕微鏡のない動物病院というのもないでしょうから、これもどこでもできると思ってもらっていいと思います。但し、顕微鏡だけで行うのは直接法とう方法で、他にも様々な薬剤を用いて糞便検査を行うこともあります。
さて、ここからが病院の設備の分かれ目です。次にやはり必要なのが血液検査です。もの言わぬ動物の病気を診察するにはこの血液検査が威力を発揮してくれることが多々あります。そして、基本的な検査項目は院内検査で30分以内に出なければ意味がありません。血球検査、血液生化学検査、できればCRPが測定できればいいと思います。
次はあえてレントゲン検査を私は選択してほしいと思います。超音波や内視鏡、CTやMRIが発達したとはいえ、町医者での画像診断の基本はレントゲンです。レントゲンがなければほとんどまともな診断は不可能だと思って頂いてかまいません。個人的意見としては今どきレントゲンのない動物病院は病院とは呼べないと思います。欲を言えばデジタルレントゲンなら環境にもやさしくなおよしです。
そして最後は心電図です。特に犬では心臓疾患は多いものです。病気の発見や病気の進行具合を見るということでも心電図検査はかかせません。
これが動物病院の5大検査と呼ばれるものです。そしてこれが主治医を選ぶ最低限の設備です。あなたが行っている病院ではこの5大検査ができますか?
ワクチンやフィラリア予防薬が安いからといってそういう病院に行っていたらいざという時に何の役にもたちません。そういう病院は設備投資を怠っているから安いんです。安いには安いなりの理由がちゃんとあるんです。
ある先生のページに書いてあってなるほどなと思ったんですが、「動物病院で料金があきらかに安いというところではまともな医療は行われていない。なぜならまともに医療をしようとするならそれないりのコストがかかるからだ。高い病院がいい医療を行っているかは分からない、ただ、少なくとも安い病院ではいい医療は行われていないのは確かだ」と書かれていました。私も同じ意見です。コストという面では何かを犠牲にしなkれば安くはなりません。上述のように必要な検査機器を導入しないというのもその一つです。その分設備投資を抑えて料金を安くすることはできると思います。ただ、こういう病院はいざと言う時に使えません。
もしもあなたが自分のペットを大事に思うなら、日頃からきちんとした設備のある先生とコミュニケーションしておくことです。病気になってはじめて病院にかかるというのではいざというときの救命率は全然違います。
主治医としては、最低限5大検査のできる病院を選ぶ! これは基本です。
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