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日々診察している時によく聞くのは「オシッコはどうですか?」とか「ウンチはどうですか?」と言うことです。特に消化器系や泌尿器系の病気が疑われるときには重要になります。ではどのようなことに注意すればいいのでしょうか?
まず日頃からよく自分のペットの状態を観察すrことが重要です。いつもとオシッコやウンチの量が違うぞとか回数が違うぞ、色が違うぞ臭いが違うぞなど気づいた事を獣医師やスタッフに話してもらえると診断をする手助けになります。時々「どいうですか?」と聞いても「さぁ?」とか「気にしたことない」とかいう回答がかえってくることがあります。こんなとき我々は正直「........」と思ってしまいます。物言わぬ動物だからこそ日頃の飼育者の観察が診断や治療にものをいうのが動物医療です。
で、いつもとオシッコやウンチが違うぞと思った時にはできればそのものを持って動物病院にきてまらえるとうれしいものです。人間と違い、「はいトイレでしてきてください」と言ってできるものではありません。
尿であれば新しくきれいな脱脂綿か小さなスポンジなどにしみ込ませるか、お弁当に入れる魚なんかの形をした醤油入れみたいな容器に採取して、新しくきれいなビニール袋に入れて30分以内に病院へいけりょうであればそのまま、それ以上時間がかかりそうなら冷蔵庫に保管して持って来てきださい。
便は新しく奇麗なビニール袋などに親指の先くらいを入れて来てください。また下痢で血が混じっているとか、何か日頃みないようなものが入っている場合はそれらを含めて多めにもってきて頂いて構いません。よくあるのは虫が出たと言われて来られるのですが、虫にもいろいろな種類があり、その虫にあった駆虫剤を用いないと意味がありません。そのため虫が出た場合はその虫を同じようにビニールなどに入れて持って来てもらえば確実に診断ができます。
日頃病院に来慣れている飼主さんはこの辺もよく心得ていらっしゃいます。こうしで診断の手助けを飼主さんがしてくれると不必要な検査を避けることができて治療費も抑えることができるのです。
そうそう、おしっこと言えば、猫は高齢になると腎不全を起こしやすくなります。基本的に腎不全の治療は腎臓移植か透析ということになりますが、一般的にはどちらも選択肢としてはなかなか難しいものです。そのため早期に発見すればそれだけ症状の悪化を防ぐことや進行を遅らせることができますので、5歳を過ぎたら年に1回は血液検査を受ける習慣をつけてください。獣医学の発達により年齢や品種などでどのような病気が出やすいかなどかなり分かってきました。それををもとに健康診断プログラムを組んでいる病院も増えてきています。きちんとした設備と技術をもった先生をかかりつけ医にして日頃からワクチンプログラムや健康診断プログラムを実施してもらうことが賢い飼主の選択です。病気のときよりも健康な時に病院へ行く飼主が賢い飼主だということを知っておいてくださいね。
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