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局所麻酔による腫瘍切除..

 



 人間の病院では様々な処置に局所麻酔が用いられることが多いともいますが、それに比べて我々動物病院ではなかなか局所麻酔だけで処置を行うことは少ないものです。どうしても動物は動いてしまいますので細かい処置を行うには全身麻酔が必要になります。

 
 
 

 さて、昨日は背中に腫瘍ができたワンちゃんがやってきました。以前から腫瘍ができていたのですが、16歳という高齢の大型犬、もう足腰もほとんど立たない状態で飼い主の方が一生懸命介護なさっているような状態ということで全身麻酔での手術はあまりにもリスクが大きいとうことで経過観察していました。しかしここ最近腫瘍が自壊して出血するようになってきたのでなんとか切除できないかということで相談をうけました。
 年齢と全身状態からすると全身麻酔はかなりリスクがありそうです。かと言ってこのままでは介護が大変だと言われます。そこで局所麻酔で痛みを抑え、スタッフみんなで軽く押さえてもらっている間に電気メスで切除するという方法をとりました。
 幸いわんちゃんもひどく暴れることもなく短時間で切除、3針くらい縫合するだけで済みましたのでよかったです。我々はなかなか局所麻酔だけで処置するというのは本当にないんですよ。人間なら数分ほどじっとしていてくれれば終わる処置なども鎮静や麻酔が必要になります。
 ちなみに、全身麻酔/鎮静をする場合フィラリアなんかがいたらますますリスクは高くなります。まあ、今時フィラリアの予防をしてないような飼い主はいないでしょうが........。
 なかなか局所麻酔だけで腫瘍切除することはないので皆さんに動物病院での局所麻酔についてしってもらうためにブログってみました。動物病院では通常局所麻酔は痛み止めとか手術の傷口の痛み止めといったたぐいでしか使うことが一般的です。



 
 

 
 

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