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獣医栄養学..

 



 先日もお話しましたが、ペットフードソムリエヴォドウの承認を頂きましたので時々犬や猫の栄養学について書きますので参考にしてください。今回はまずはじめに獣医栄養学という学問についてのお話です。

 
 
 

 獣医栄養学とは動物の健康と幸福に不可欠な栄養素に関して、そのはたらきや、最も効果的な量について調査、特定し、決定する学問です。この学問は日々新しい発見がなされ、情報が更新されています。
 獣医栄養学の進歩によりここ15年で犬の平均寿命は約3年ほど延びたとされています。
 ペットフーソに関する獣医栄養学の概念は、1980年代までは『給餌』としての概念が主で、たんにエネルギーを供給するということが目的で原材料の検討が主でした。いまでも安価なペットフードはこの部類の概念で製造され売られています。量販店などに行くと「わ〜こんなフードまだ作ったり、売ってるんだ....」といいたくなるものがあります。ただ、餌という概念は獣医栄養学からすると30年以上前の話なのです。
 その後1980年から給餌ということだけでなく、年齢や活動性に応じた栄養学という概念が入ってきました。単なる「生存」の目的からペットをより美しく活動的にするための「食事」という概念に移行し、体の機能についての知識の向上をもとに作られるようになりました。
 そして、1990年代後半から栄養学に健康という概念が加わり、年齢や品種、生理学的要求などが考慮されるようになり、様々な研究により発見された特別な栄養要求性や病気予防のために実証された栄養素を加えたり、品種による栄養特異性のも考慮して調整されるようになりました。これらの研究は今でも日々進化しています。
 ペットフードはどれも同じではないということをみなさんは頭に入れておいてください。そしてあなたに獣医栄養学の知識がないのであればきちんと栄養学に詳しい獣医師(すべての獣医師が詳しいわけではありません)、獣医看護士、トリマー、ブリーダー、ドックトレーナーなどに相談しながらきちんとしたものを選びましょう。もちろんペットフーソソムリエなどであればよりきちんとプログラムをこなして的確なアドバイスを受けることができるでしょう。
 日々診療していると「なんで、みんなこんな若くしてこんな病気になるの?」と言いたいことがあります。また「みんな寿命が短いな....」と思うことがります。話を聞いていると不可抗力の事故などを除けばその多くが安価粗悪なフード、擬人化したホームメイドの食事だったり、過剰なおやつの給与などが必ずといっていいほどあることは否めません。
 うちの愛犬達には基本的に良質ペットフードと新鮮な水しか与えません。もちろん時々おやつなどはあげますが、本当に少ない量です。あとは病気予防はきちんとする、病気等は早期発見して初期状態で対処することによりみんなその犬種の平均寿命よりはるかに長生きです。ちょっとしたことであなたの愛犬を健康で長生きさせてあげることができます。その第1歩はやはり食事だと感じています。



 
 

 
 

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