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ペットも白内障?と思われるかもしれませんが、基本的に人間にある病気はすべてあると思って頂いてもかまわないと思います。ただそれらすべてを現代獣医学で診断できたり治療できるかなとなると費用などからしてこれは別問題です。 さて、老齢性の白内障ですが、これももちろんあります。特に最近は獣医医療の進歩、生活環境の改善、ペットフードの良質化などにより非常にワンちゃんも猫ちゃんも長いきするようになりました。それにつれて様々な老齢性の病気も増えています。
白内障は「しろそこひ」と言われることもあり、黒目(瞳孔)の後ろにある透明な水晶体が白く濁ってしまう眼科の病気です。人間でも多く見られます。この白内障には先天性(生まれつき)のものと後天性(生まれたときにはないのにそのあと発症するもの)に分けられ、発症した年齢により4歳以下の場合を若年性、5〜6歳以降に発症する老齢性白内障に分けられます。一般には老齢性白内障が多いものです。 老齢性白内障の原因は特になく、年齢とともに老化現象で現れるとされています。前述のように犬の場合5〜6歳頃から症状が現れはじめ、その程度に差はあるにせよ歳をとるとほとんどの犬が白内障にかかっていて、通常は左右ともに現れます。 白内障になるとレンズが濁ってきて、目がかすみ、視力は少しづつ悪くなってきます。しかし、痛みはありませんのでペットの場合発見が送れることもあります。 初期の段階を初発白内障といい、日常生活に不自由はないので飼主さんが気づかないことがあります。獣医師による診察で発見されることがほとんどです。我々はいつも年1回のワクチンの時等に聴診したり目をみたりしながら病気の早期発見をしているのです。どんな病気もそうですが早く発見することにより選択出来る治療オプションが増えるのです。白内障も早めに発見すれば進行を遅らせる目薬により手術を回避して寿命をまっとうさせてあげることができます。遅くなれば遅くなるほど治療の選択肢が少なくなり、白内障の場合は手術でしか治してあげられないという状況もあります。しかしこの手術は片目だけで数十万するそうです(特殊な機材や専門的な知識が必要なため、残念ながらうちの病院でではできません)。そうなると本人も飼育者も時間や費用、精神的な負担をしいられます。そうならないように日頃から注意深く観察して「いつもと違うぞ」と思ったら早めに主治医の先生を受診することをお勧めします。 また、月1回とか定期的にシャンプーなどのトリミングに出すというのも効果的です。トリマーさん達はたた洗ったり、カットしたりするだけでなく体中を見ていてくれます。いつもと違うぞと思ったらすぐに知らせてくれます。トリマーさんのお陰で病気が早期発見できることは多々有ります。 日頃から動物病院やペット美容室を賢く利用する術を学んでおいてください。それが病気の早期発見につながります。
投稿者: 院長 福山 達也 日時: 15:50 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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