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で、何で今まで人間はよくてペットはこのPETができなかったのかというと、それは法律の問題があったからなのです。この国の動物に関する法律は非常に遅れています。私が20年前にアメリカのペンシルバニア大学獣医学部やニューヨークのアニマルメディカルセンターに短期研修に行った時、すでにアメリカでは放射性同位元素を用いた診断が行われていました。(もちろんこのころはまだPETはありません)
しかし、日本では放射性同位元素を用いた診断はできなかったのです。なぜなら放射性同位元素を体内に入れた動物は、その後放射性廃棄物とみなされるため法律上は放射能を出すゴミ扱い、処分対象だったからです......。また、我々獣医にはこの診断に用いる放射性医薬品を扱えなかったのです。
それがやっと、農林水産省はが2日までに、犬と猫にも実施可能にする方針を決め、5月までに、必要な放射性の医薬品が使えるよう獣医療法の施行規則を改正することえを決めました。
ただし、動物の種類や入院期間などに条件があり、放射性物質のフッ素18をがんの標識薬とするPETの診断を犬、猫で容認するということです。また、周囲の人間の被ばくを考慮し、標識薬の投与後、24時間は退院させないという条件もあるようです。
今のところ1回の費用は10万円以上するみたいですし、PETの機械も数億円しますので大学病院などでしか利用出来ないでしょが.....。これでちょっと日本の獣医学も前に進むかな?
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