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現在この国ではペットフードに関する規制は基本的にありません(もうじきできるみたいですが、遅い....)。そのためペットブームに便乗しようとあやゆる企業や個人が好き勝手にペットフードを作っているといっても過言ではないのです。巷には1,000種類以上のペットフードが氾濫しています。そのすべてを熟知している専門家なんていません。我々もよく「このフード大丈夫でしょうか?」と相談されることがありますが、はっきり言って分かりません。量販店で出回っているようなフードまで把握出来ないというのが正直なところです。ただ言えるのは「高いフードが必ずしもいいかは分かりませんが、安いフードにいいものはない」ということです。当然ですが「自分たちのペットにあげられないものはおかない」というのがうちのポリシーでもあります。
日々診療しているとフードが原因の病気やアレルギーが増えているし、犬猫に使うべきでない原材料が入っていたりと非常に問題です。
世の中には人間と犬や猫の栄養要求は違うことを知らない人がほとんです。犬や猫の栄養学は欧米のほうが長年研究されています。さて、問題です。人間に必要な必須アミノ酸は8種類ですが、犬は何種類でしょう? 猫は何種類でしょう? 基本的なことなのですが、これさえも知らない人も多いもの....。で、フードが選べるでしょうか?
うちの愛犬ペースケは結婚する前から妻が飼っていたのですが、当時何の知識もなくその辺の市販ペットフードを上げていたそうです。知り合った時にはすでにアレルギーが出ていていまでもかゆみがあります。他の犬達は同じ環境でもでません。もちろん個人差もありますが、特に子犬子猫の時期のフードは一生を左右します。きちんとしたところから購入するようにしましょう。フードは毎日食べるものだから何より気を使ってほしいものです。
で、もとに戻りますが、ペットフードソムリエのプログラムを全員にやってもらうことにしました。もちろん私も勉強しています。獣医さんの中にはフードにあまり関心のない人もいますが、私は一番重要だと考えています。予防注射や予防薬、定期的な健康診断、そしてフードが三位一体となってペットの健康を維持できるのです。
前述の答え。犬に必要な必須アミノ酸は10種類、猫は11種類です。
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