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左の脇腹から出血があり、触診で肝臓かな? と思われる臓器がお腹から突出して皮膚の下に出ているのが分かりました。一刻も早く処置しないと大変なことになりますので緊急手術の同意を得てスタッフ総出で行いました。点滴用の血管を確保して鎮痛剤などの麻酔前処置をして、血液検査、レントゲン検査などを行いながら、プロポフォールという導入薬で寝かせます。レントゲンでは突出しているのは肝臓では無さそう。では、この感触は脾臓?
皮膚を切開すると目の前にはお腹から飛び出した脾臓が.....。幸い脾臓自体の損傷はなく、他にも小腸の一部も出ていました。皮膚が破れていたら助からなかったことでしょう。間に合ってよかった!!
さて、田舎だとモラルのない飼主が放し飼いにしたり、子犬を捨てたものが野生化したりで数年に1度くらいはこういう事故で来院する動物がいます。散歩中に野犬に囲まれたら、まずあなたが逃げる事です。防衛心の強い犬は飼主を守ろうとして向かってくことがあります。あなたがいなければ守るべきものがないので愛犬も逃げることがdけいますが、あなたがその場にいるとあなたを守ろうとして逃げることもできません。もちろん一方的にやられそうな小型犬はあなたが抱えて逃げたほうがいいのですが、中型から大型の犬の場合は「危ない」と思ったらリードを離してまずあなたが逃げることです。そうすることにより愛犬も逃げることができます。いつもの散歩コースであれば愛犬も家に帰ってくることでしょう。愛犬が逃げることに飼主であるあなたが足手まといにならないように.....。
しかし、いつの時代もモラルのなし飼育者はいるものです。今時犬は放し飼いにする様な人は最初っから飼わないでほしい。伝染病の予防注射もしない、フィラリ予防もしない.....。そんな飼主がまだまだいます。犬の飼育にもいっそのこと試験制度、免許制度がほしいと思っているのは私だけか??
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