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3割負担で考えてみる..

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 よく「動物病院は保険がきかないから高い」という意見を耳にします。実際には現在は民間のペット医療保険が沢山ありますので、もうあと数年すれば保険なしで受診する人にほが珍しい時代になるかもしれません。

 
 
 

 さて、本当に動物病院は高いのかと考えた事はありませんか? ある会計団体の統計によると動物病院は人間の病院と比較して同じ医療行為をした場合約6割しか請求していないという結果が出てます。これは診療と会計が非常に近いためだとされています。小さな病院だとスタッフもなく先生一人というところもあります(これが病院と呼べるかは別として...)。そうなると診察処方会計を1人がこなします。そうすると「まあ、今日は再診料いいか」ということが起こります。こういうことの積み重ねが人の医療に比べると6割しか請求していないという結果になります。人間の病院だとこういうことはまずないですね....。
 また、人間の病院の場合はほとんどが保険診療となるでしょうからどうしても窓口で支払うのは3割になります。10,000円かかっても3,000円ですむのです。この国の保険制度は本当にすばらしいものです。皆さんも動物病院にいったら会計を3割で考えてみてください。レントゲンと血液検査をし、注射してお薬を処方すれば普通の病院なら10,000円程度はかかります。人間の病院なら3,000円程度は当然支払う事になるでしょう。いやそれではすまないはずです。ですから「病院では10割だといくらか? 動物病院では3割だといくらか」を考えれば動物医療が高いということは決してないんです。そう6割程度になつているんです....。
 現代はペットに対する医療要求が年々高くなってきています。CT、MRIといった高度医療機材や放射線療法などなど様々動物医療が提供されています。我々のような街の一次診療病院でもレントゲン、血液検査、超音波検査、心電図などは当たり前になっています。ただ、中にはまだまだレントゲンもない血液検査もない、ましてや吸入麻酔もないのに手術を行っているような病院もあります。人間の世界では考えられないような病院があるのも確かです。あなたが行っている病院は大丈夫ですか? 設備がすべてとはいいませんが最低でもレントゲンなどはないとまともな診断はできないのが現在の動物医療です。血液検査も刻一刻と変わる状況を把握するために病院内で検査できないとあまり意味がありません。
 たいして設備がなくても、最低限の経験がなくても、法律上は獣医師免許さえあれば、病院として開業できてしまうのがこの動物病院業界です。怖い話です。



 
 

 
 

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