HOME >> 壱岐動物病院院長ブログ > 検査結果は必ずもらいましょう..
現在の動物病院は人間の病院と同じように様々な検査できちんとした裏付けに基づいて診断治療が行われます。特に血液検査、血液生化学検査、レントゲン検査などは基本中の基本です。はっきり言って血液検査もできないレントゲン検査もできないようなところは病院とは呼べないと思います。いったいそれで何が分かるんだろう、どうやって診断するんだろうというのが私の疑問です。
さて、皆さんも病気で病院へいったり健康診断やペットドックなどで検査を受けると思います。時々他院から回ってくる方で検査は受けたけど検査結果は分からない。もらつていないと言われる方がいらっしゃいます。私が皆さんに言いたいのは「検査結果は動物病院のものではなく皆さんのものです」ということです。血液検査を受けた結果は必ずコピーなりをしてもらいましょう。良心的な病院なら検査結果に解説をつけてくれるはずです。うちは独自にファイルメーカーを使って数値を入れると正常値から正常異常を判定し、入力された数値を判断して可能性のある病気をリットアップしてくれるソフトを開発して検査結果報告書を作成して必ずお渡ししています。これはセカンドオピニオンを受ける時にも必ず必要になります。みなさんもどうどうと血液検査して結果をくれないようなら「検査の結果をコピーしてもらえますか?」と言ってもらうなり、メモするなりするようにしてください。きちんとした病院なら何も言わないでもくれると思います。だって検査したのはあなたのペットだし、検査代を払ったのはあなたなのですから当然の権利でしょう! 血液検査はいいとしてレントゲンはなかなか難しいものがあります。レントゲンは法律で一定年数病院で保管することが義務づけられています。ですから通常それを飼主さんにお渡しすることはできません。セカンドオピニオンや紹介を受ける時はそのフイルムを貸し出すという形になり後で必ずもとの病院に返却して法廷年数保管しなければならないのです。ただ、うちもそうですが、最近はCR(コンピューティッド・レディオグラフィー)というデジタルのレントゲンを導入されている動物病院も増えています(業者さんの話ではまだ日本の動物病院の1/10件ほどだそうです)。これだとレントゲンをCDやDVDにコピーすることができます。それを持って紹介を受けた病院に言ってセカンドオピニオンを受けたり、より詳しい検査を受けたりすることができるのです。行く病院行く病院でレントゲンを撮影しないで済むので経済的負担も少なくなります。原本もなくなることがないので便利です、またうちもよくやりますが、紹介病院へ電子メールでレントゲンを送ったりすることもできます。 ただ、先ほどもお話しましたようにまだまだこのデジタルレントゲンを使っているところは少ないものです。ではあなたの主治医の先生が従来のアナログ、フイルムのレントゲンだった場合何かいい方法はないか? そこでちょっとした裏技ですが、はじめからセカンドオピニオンを受けたいとか、健康診断の記念にレントゲンフイルムがほしいとかの場合。1回の撮影に2枚のフイルムを入れて撮るという裏技があります。厳密に言うと多少2枚目の画質に問題はありますが、すごく大きな違いはありません。健康診断の記念なんかにはいいかもしれませんが、主治医の先生によく相談してくださいね!
投稿者: 院長 福山 達也 日時: 11:11 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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