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人口減少の中で..

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 当院のある壱岐島は離島である。超過疎化超高齢化といっていい。人口はみるみる減少している。だれしもがこんな地域でこの先、生きて行けるのかと不安を感じている。10数年前に開院する時に、「そんなところで開院してもしょううがないだろう」と誰もに言われた。確かし普通にビジネスとして考えたらバカなのかもしれない....。

 
 
 

 昨日、ロータリークラブの会合で数人のメンバーで話をした。ロータリーは地域の経営者の集まった奉仕団体であるので地域の問題が議論にでることも多い。その中である歯科医の先生が言っていた言葉が非常に印象に残った。「本当なら夫婦二人とかでやっても、自分の収入は変わらない。しかし地域を支えるためにもスタツフを雇い、雇用の場を創世し、税金を払う事もしなければないけないと思う」。まさに私も同じ事を考え続けてきた。昔、ある知り合いの先輩獣医さんに言われたことがある。「病院が小さい時のほうが僕の財布は厚かったね...」と。たしかに我々のような小さな病院はその通りなのだと思う。
 私がなぜこの島で開業したか? もちろん公務員や団体職員という選択枝もあった。しかし一人が開業することによりそこに新たな雇用の場を創造できるのである。たぶん私が公務員か団体職員であったならば、この島の人口は妻と2人、子供達を入れても4人しか効果はなかっただろうが、開業することにより、スタッフやその子供達という人口を生んでいる。小さなことかも知れないが、この小さなことの積み重ねしか人口減少にストップをかけることはできない。人口増加に対する効果は、今日やつたことが明日すぐに反映されるものではない。20年、30年という長いスパン見なければならない.......。だからこそ難しい。



 
 

 
 

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