HOME >> 壱岐動物病院院長ブログ > 夏場のかゆみの原因の7〜8割は..
暖かい季節になりましたね。そろそろ増えるのが皮膚病です。で、特に掻痒性(かゆみのある)皮膚疾患が増える時期です。このかゆみというのは動物にとって大変ストレスになります。実は私もアトピー性皮膚炎なのでかゆみがひどい時等非常にストレスを感じます。
さて、この掻痒性(かゆみのある)皮膚疾患ですが、統計的には非常に分かりやすい病気でもあります。なぜなら掻痒性(かゆみのある)皮膚疾患の7〜8割の原因はノミに対するアレルギーだといことが分かっているからです。ですから我々獣医師はかゆみを主訴に来院された場合、まず疑うのはノミアレルギーなのです。動物病院で処方されるような効果的なノミ駆除剤を使用していないワンちゃんや猫ちゃんがかゆがっていたら皆さんもまずノミアレルギーを考えてください。そして動物病院で処方さえるような効果的で安全なノミ駆除剤を用いる事でこれらのほとんどを予防できます。で、市販のノミ駆除剤のほとんどはノミアレルギーの予防効果が低いということもわかっています。欧米ではノミ駆除剤の約8割は動物病院で処方されているという統計もあります。これは市販品のほとんどに総合的に判断して、安全で効果的でノミアレルギーを予防できるまでの効果がないということです。だから欧米の人はきちんと動物病院のものを使います。安くても効果がなければお金をどぶに捨てているようなものです。 時々、主訴や症状、状況などからして「これはノミアレルギーです」とお話をすると、「うちの子にはノミはいません」という人がいます。残念ながら今の日本で効果的なノミ駆除剤を使わない状態でノミの寄生をうけない動物はほとんどいないと言われています。また、ノミアレルギーはノミの絶対数に依存しません。すなはち、1匹の寄生でもノミアレルギーになる子がいれば、100匹寄生してもならない子もいるということです。 おまけですが、お話したように掻痒性(かゆみのある)皮膚疾患の7割くらいがノミアレルギーとなり、その他15%がアトピー、10%が食事性アレルギーで、残りの原因はわずか5%とされています。特に夏場のかゆみの8割はノミアレルギーともいわれますの、まずかゆがったらノミ駆除をしてください。
投稿者: 院長 福山 達也 日時: 09:50 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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