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犬や猫は牛乳に含まれる乳糖を分解する能力が低いことが分かっています。人間でも牛乳を飲むと下痢になる人がいますが、あれも乳糖分解酵素が少ないために起こります。そのため犬猫に牛乳を与えると下痢をすることがあります。これは乳糖を分解できていない証拠です。ただこれには個人差があり、牛乳を飲ませても下痢をしない子もいます。
我々はよく「牛乳はあげていいですか?」と聞かれます。答えは「NO」です。牛乳は健康にいいというのは人間の立場からで(後述しますが、これも最近では疑問視されています)、犬猫には必要ありません。新鮮な水と適切なペットフード(総合栄養食)を与えたほうが健康のためになります。それで十分です。もしもどうしても牛乳があげたいのであれば犬用の牛乳というのが成分調整されてペットショップなどに売られていますのでそちらを使ってください。ただ、個人的意見としてはあえてそこまでして牛乳をあげる利点が見あたりません。子供の頃から牛乳をあげている犬猫は胃腸が弱くなることも多く有ります。知らず知らずに健康にいいと思ってあげている牛乳がかえって健康を害していることになりますので、そうまでしてあげる必要はないでしょう。
牛乳の生産者の方は反対意見もあるでしょうが、最近は牛乳=健康が疑問視されています。カルシウムを多く含むから骨粗鬆症などにいいと言われますが、実は乳製品をよく取るデンマークやノルウエーなどの人に骨粗鬆症や股関節骨折が多いといいます。骨を強くするにはカルシウムだからカルシウムを大量に含む食品はいいという発想は単純なのです。もっと詳しく知りたい方は、最近ベストセラーの下記の本を読んでみてください。参考になりますよ!
「牛乳は犬猫には必要ない」「あげなくていい」「健康には不必要」ということを賢いペットオーナーとしては知っておいてください。
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