HOME >> 壱岐動物病院院長ブログ > ひとつの籠(かご)に全部の卵を入れるな
『ひとつの籠に全部の卵を入れるな』....以前うちのスタッフにこのことわざ話をしたら、「そんな諺(ことわざ)知りませんでした」という答えが返ってきました。あなたはこのこと諺の意味をご存知ですか?
この諺は資産運用の世界では非常に有名な諺です。わたしはみんな知ってるもんだと最近まで思っていましたが、案外知らない人も多いのでびっくりしています。この諺の意味は非常に深く、もとになっているのは実はれっきとした有名な経済論文なのですが、それを分かりやすくしているのです。 昔あるところに一人の少年がいました。いつものように遊びに出ようとしていると、母親に「遊びに行く前に、鶏小屋から卵を運んできておくれ」と頼まれました。「はい、お母さん」と少年が言うと、続けて母親は少年に言いました「今日は沢山生んでるから、気をつけて何回かに分けて運んでおくれ」、少年は答えました「うん、分かったよ、気をつけて運ぶから大丈夫....」。鶏小屋に着いた少年は思いました。早く遊びに行きたいから気をつけて運べば1回で大丈夫だろう....? そこで少年は全部の卵を一つの籠に入れ、慎重に慎重に家まで運びました。そしてもうすぐ家だというところで、小石につまずいてこけてしまいました。それで大事な卵はみなんな割れてしまいました。 これが『ひとつの籠に全部の卵を入れるな』という諺のお話です。非常に単純な諺なんですが、資産運用の基本が隠されています。そうです。これは一つの金融商品に全部の資産を入れるなということです。あなたがもし「預貯金」だけを大切に大切に持っているのであれば実はこの少年と同じ状態なのです。「預貯金は絶対安全」と思っていませんか? 慎重に慎重にすればもしかしたら大丈夫かもしれない、でもまさかのときには泣くしかありません。インフレがきたらあなたの大切な卵(預貯金)はみるみるその価値が低下するのです。もちろん他の金融商品にも言えます。今儲かりそうだから株だけとか債券だけ、金だけなんていう一つの籠に全部の卵を入れることはこの少年と同じことをしていると肝に命じてください。リスクは分散させておく、そのためにきっちり資産分散を行うことが必要です。
投稿者: 院長 福山 達也 日時: 17:59 | パーマリンク | トラックバック (0)
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