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鳥のヒナを拾わないで..

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 毎年4月頃から7月頃は野鳥の子育てシーズンです。この時期になると「小鳥のヒナを拾ったけどどうしたらいいでしょうか?」という問い合わせを受けます。ちょっと待って! そのあなたの小さな親切は野鳥にとっては本当に大きなお世話なんです...。

 
 
 

 なぜなたこの時期に落ちているヒナのほとんどは巣立ちの練習中でまだうまく飛べないだけで、しばらくすれば飛べるようになります。また親鳥が近くにいて見守っているのです。あなたが拾って(誘拐)してしまったら大変なことになります。もちろん道路の真ん中に落ちているとかなら危険の少ない道脇に移動してあげるなんてことはいいでしょうが、間違っても持って来てはいけません。特に子供達にはきちんと言って聞かせなければなりません。仮にヒナを保護したところで、きちんと野生に返すまで人間の手で育て上げることは非常に困難です。「冷たい」と言う人もあるかもしれませんが、落ちているヒナを人間が勝手に保護して野生に返せる確立よりも、そのままにしておくほうがはるかに帰れる確立が高いことを知らないといけません。これは多くの専門家の一致した意見です。あまりにも勝手な誘拐が多いので、いくつかの野鳥団体が「ヒナを拾わないで」キャンペーンを毎年行っているほどです。落ちているヒナを見つけたら急いでその場を立ち去って、なるべく早く親鳥が来れる状態をつくってあげることが正解です。仮にそのヒナが放置されたことにより補食されたり、事故になったとしてもそれはそのヒナの運命です。それを変えることはなたのすべきことではありません。
 人間の世界はとかく何でも保護されているのでそれと比べてしまいますが、自然界は厳しい世界です。保護をしすぎると生態系を乱すことにもなります。あなたの小さな親切がつもりつもって大きな害になることも....。
 とにかく野鳥のヒナを見つけたら拾わないでね!



 
 

 
 

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