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毎年夏から秋にかけては特に田舎ではマムシに咬まれる犬や猫が多くなります。都会の獣医さんはあまり見ないかもしれませんが、我々田舎の獣医師にとっては結構頻繁に遭遇する事故?の一つです。
診断は見れば分かります。特に犬では顔を地面につけながら臭いを嗅ぐせいか、鼻先を咬まれ、顔が2倍ほどに腫れ上がります。それにだいたい2カ所の牙の後から出血していれば間違いありません。猫は前の手でちょっかいを出すせいか、これも前の手が二倍くらいに腫れて、牙の後から出血します。
さて、治療ですが、犬や猫は人間に比べるとマムシの毒に強いようです。しかし手当が遅れると命に関わることもあります。それまで何でもないのに急に顔や手が腫れて、2カ所ほど小さな出血があればそれはマムシによる咬傷が最も疑われます。急いで動物病院を受診して手当してもらいましょう。
私が開業したころは壱岐島では毎年20件くらいのマムシの咬傷を見ていました。ここ最近は少なくなっています。これは壱岐島で野生のキジが増えたこと、飼育者の意識が向上して、犬を野原などでノーリードで離すことが少なくなったためではないかと思います。
写真はマムシに咬まれたワンちゃんです。もちろん助かりましたよ..!
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