ミニチュア・シュナウザー
ミニチュア・シュナウザー テリアグループ

原産国:ドイツ
起 源:1400年代
寿 命:14年ほど
用 途:コンパニオン/ネズミ狩り
■子供:△ 
■都会:○ 
■屋外:△ 
■運動:要 
■美容:要 
■番犬:△ 

沿革・歴史

 小型のシュナウザーは19世紀末にフランクフルト・アム・マインで繁殖されたが、その頃はまだ粗毛のミニチュア・ピンシャーと説明されていた。様々な形やサイズ、タイプ、毛質(粗毛、柔らかい毛、シルキーな毛)のものがいたため、この犬種の兄にあたるスタンダード・シュナウザーの外貌と特徴を備えた小さな犬種を作出するのは大変な作業だった。

用途

 初期の頃はネズミ狩り用の犬として飼育されてきた。現代ではもっぱらコンパニオンとして飼育されることがほとんど。

データ
外貌・その他

 小さく、力強く、ほっそりというよりは、がっしりしており、粗毛で、上品。小さいことが不利とならないようにスタンダード・シュナウザーを縮小したような外貌。

一般的性格・習性

 特徴はスタンダード・シュナウザーに似ているが、性格や行動は小型犬種の特徴を持っている。利口で、怖いもの知らず、忍耐強く、敏捷であることが、ミニチュア・シュナウザーが小さなアパートでも問題なく飼える家庭犬のみでなく、番犬や同伴犬としても受け入れられる所以である。

毛色など

 ・ブラックのアンダーコートで漆黒。
・ソルト・アンド・ペッパー
・ブラック・アンド・シルバー
・ホワイトのアンダーコートで純白。
 ソルト・アンド・ペッパーを繁殖する際は、ソルト・アンド・ペッパーが均一に分布した中間的色調で、ペッパーの色は十分に色素があり、グレーの下毛を持つことを目標とする。ダーク・アイアン・グレーからシルバー・グレーまでの色調は全て許容される。いかなる毛色であれ、各々の毛色に調和する暗色のマスクでなければならない。
頭部や胸、四肢に明瞭な明るい色のマーキングがあるのは好ましくない。
ブラック・アンド・シルバーを繁殖する際は、ブラックの下毛にブラックの上毛で、目の上と頬、髭、喉、胸の前部の2つの三角形、フロント・パスターン、足、後脚の内側と肛門の周りにホワイトのマーキングがあるものを作出することが目標となる。前顔部、頸、耳の外側は上毛のようにブラックであることとする。

サイズ

 体高 雄雌共に30〜35cm
 体重 雄雌共に8kg前後

高罹患疾患

■循環器系疾患
 肺動脈弁狭窄、洞不全症候群、慢性変性性房室弁膜症、門脈体静脈短絡
■内分泌系疾患
 甲状腺機能低下症、糖尿病、
■代謝・栄養系疾患
 特発性高リポ蛋白血症(中年齢〜高齢)
■泌尿器系疾患
 ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)尿石症(雌>雄)、シュウ酸カルシウム尿石症(雄>雌)、尿酸アンモニウム尿石症(雄>雌)
■皮膚系疾患
 アトピー性皮膚炎、先天性角化症、膿皮症、ウイルス性疣贅、表在性化膿性壊死性皮膚炎、面皰症候群、黄金毛症、狼瘡様爪ジストロフィ
■筋骨格系疾患
 線維軟骨性栓塞症、筋ジストロフィー
■生殖器系疾患
 停留精巣(陰睾)
■腫瘍系疾患
 抗癌剤による脱毛
■血液系疾患
 正染性正赤芽球症
■消化器系疾患
 特発性巨大食道症(遺伝)、膵外分泌不全、膵炎、先天性肝外門脈血管異常(肝外門脈体循環シャント)
■眼科系疾患
 原発性犬種関連性乾性角結膜炎、進行性網膜萎縮症

どうぶつ母子手帳用印刷




投稿者 Tatsuya Fukuyama DVM,AFP : 2005年09月02日 09:59

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