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マラセチア皮膚炎

2006年09月13日

 マラセチアとは脂肪を好んで栄養とする酵母様真菌です。この微生物は犬の常在菌で、皮膚炎を起こしていない犬の耳や皮膚、肛門などに絶えず見られます。
 マラセチア皮膚炎や外耳炎が起こる場合は、この常在菌であるマラセチアが過剰繁殖するためだと思われます。犬ではよく見られる病気ですが、猫での発症は稀です。
 脂漏性皮膚炎とこのマラセチア皮膚炎の症状や治療が同じ効果をあらわすことから最近では同じ病気もしくは深く関連していると考えられています。

膿皮症

2006年09月06日

 細菌によりひきおこされる皮膚の感染症を膿皮症といいます。ホルモン異常や、他の皮膚炎、寄生虫、アレルギー、外傷、熱傷などに続発することもあり、多くの細菌が原因菌として関与しています。
 特に犬ではその発生率が非常に高い皮膚病でもあります。猫での発症は他の皮膚病に続発することがほとんどです。特に成長期にある幼弱な動物、日本の高温多湿な夏場環境は注意が必要です。
 膿皮症は大きくわけて皮膚の表面にできる表在性膿皮症、やや浅いところでできる浅在性膿皮症、それと深いところにできる深在性膿皮症の3つに分類することができます。

ノミアレルギー性皮膚炎

2006年08月31日

 犬や猫で最も多いアレルギー性皮膚炎はノミ(蚤)アレルギー性皮膚炎です。ノミアレルギー性皮膚炎はノミの唾液成分により起こる全身的なアレルギー反応で、夏場の痒みのほとんど(約80%以上という統計あり)に関与しているとさえ言われます。

面皰症候群

2006年08月25日

 面皰(めんぽう)とはヒトでは一般にニキビと同意語として扱われていますが、厳密には毛穴が分泌物などで閉塞した状態を言います。この面皰症候群は、ミニチュア・シュナウザーに比較的よく発症する皮膚病です。特に背中の中央部にそってにぶつぶつした面皰ができます。

食餌性アレルギー

2006年08月24日

 食餌性アレルギーとは、一般に食物アレルギーとか、皮膚食物反応とも言われる病気です。食餌中に含まれる成分を摂取することによりおこるアレルギー反応と理解されればいいでしょう。特に皮膚に病変が現れる場合は、皮膚食物反応と言われます。
 犬や猫の皮膚病の5%程度、アレルギー性皮膚疾患の2割程度がこの食餌性アレルギーと言われています。

アトピー性皮膚炎

 遺伝的、家族的な要素の強い即時型過敏症をいいます。主にアレルゲンを吸引することにより引き起こされる皮膚の痒みが著名です。最初猛烈な痒みが襲いますから、手や足を使って掻き、口を使ってかゆいところを舐めたり噛んだりという行為を一日中繰り返します。その結果、皮膚炎が益々ひどくなり、そこに細菌が感染して症状はさらに悪化します。ほとんどの犬は生後3歳までに発症します。また夏期にやや増悪する傾向があるようです。アトピーの犬の約半数には外耳炎も見られます。犬の場合アトピー性皮膚炎はノミアレルギー性皮膚炎に次いで頻繁に見られるアレルギー性皮膚炎です。
 猫では犬ほど厳密にアトピー性皮膚炎の発症が特定されることはありませんが、可能性はあるとされています。



 
 
 



 
 

 
 
 
 
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